手首や指の腱鞘炎って?鍼灸の効果は?

手首や指の腱鞘炎って?鍼灸の効果は?


腱鞘炎でお悩みの方へ

腱鞘炎(けんしょうえん)は、手や指の使いすぎによって起こる炎症です。

特に手首や指を動かすときに痛みを感じることが多く、日常生活や仕事で不便を感じる人も多いです。

この記事では、腱鞘炎の原因や治療法について詳しく解説し、その中でも特に鍼灸治療がどのように役立つかを紹介します!


腱鞘炎とは?

腱鞘炎は、手や指の筋肉を動かすための「腱」(けん)という繊維組織が、摩擦や負担で炎症を起こす状態のことを言います。

腱は筋肉と骨をつなぐ部分で、手や指を動かすたびに使われます。

その腱を包む「腱鞘」(けんしょう)が炎症を起こすと、痛みや腫れ、こわばりが生じることがあります。


【よくある腱鞘炎の種類】

ド・ケルバン腱鞘炎: 親指の付け根に痛みが出るタイプで、手首をひねったり物を握ったりする動作で痛みが強くなります。

ばね指: 指を曲げたり伸ばしたりする際に「カクン」と引っかかるような感覚があるタイプで、痛みを伴うことが多いです。


腱鞘炎の原因は?

腱鞘炎の原因は主に「手や指の使いすぎ」です。

特に現代の生活環境では、誰もが日常的に手や指を酷使しています。

そのため、腱鞘炎は特定の人だけでなく、幅広い層で共感を得られる問題です。

いくつかの具体的な例をお伝えしますので、腱鞘炎の原因をさらに掘り下げてみましょう。


①デスクワークやパソコン作業

多くの人が毎日行うデスクワークやパソコン作業では、キーボードやマウスを使い続けることで、手首や指の腱に過度な負担がかかります。

特に、休憩を取らずに長時間作業を続けると、腱や腱鞘に炎症が起きやすくなります。

仕事中に一度も立ち上がらず、数時間集中して作業を続けると、手や指が痛くなり、動きが悪くなることを経験した方も多いでしょう。


②スマートフォンの使いすぎ

現代人にとって欠かせないスマートフォンも、腱鞘炎の大きな原因の一つです。

メッセージの送信、SNSのチェック、ゲームや動画視聴などでスマートフォンを使い続けると、特に親指や手首に大きな負担がかかります。

スマホを片手で操作し続けたり、スクロールやフリック入力を繰り返すことで、親指の腱に炎症が起こることもあります。

「スマホ腱鞘炎」という言葉も生まれているほど、身近な問題です。


③家事や育児

日常的な家事や育児も、手や指の使いすぎを引き起こします。

例えば、料理をする際の包丁使いや、掃除、洗濯などで手首や指を頻繁に動かすことは避けられません。

また、赤ちゃんの世話では、頻繁に抱っこをしたり、繰り返しオムツを替えたりすることで、手や指が疲れて腱鞘炎になることがあります。

特に子育て中の親たちは、家事と育児を両立させながら痛みを我慢されているという話をよく聞きます。


④スポーツや楽器演奏

テニスやゴルフなどのスポーツや、ピアノやギターのような楽器演奏も、腱鞘炎の原因となります。

これらの活動では、特定の動作を繰り返すことで腱に負担がかかります。

例えば、ゴルフでクラブを振る動作を繰り返すと、手首や肘の腱が炎症を起こすリスクが高まります。

また、楽器の演奏でも同じ動きを長時間続けることで、指や手首の腱が過度に使用されることがあります。

趣味やスポーツを楽しみながらも、腱鞘炎に苦しんでいる人は少なくありません。


⑤加齢やライフスタイルの変化

加齢も腱鞘炎のリスクを高める要因です。

年齢を重ねると、腱や腱鞘が硬くなりやすく、炎症が起こりやすくなります。

さらに、ライフスタイルの変化やストレスも腱鞘炎の発症に影響します。

例えば、急に運動を始めたり、慣れない家事を頻繁に行ったりすることで、手や指に負担がかかりやすくなります。


⑥職業的な要因

職業によっては、腱鞘炎になりやすい仕事もあります。

例えば、美容師、調理師、データ入力など、手や指を酷使する仕事に従事する人たちは特に注意が必要です。

これらの仕事では、細かい作業を長時間続けるため、腱鞘が炎症を起こしやすいです。


腱鞘炎の一般的な治療法

腱鞘炎の治療は、まずは痛みや炎症を抑えることから始めます。以下のような方法が一般的です。

  • 休息とアイシング
  • 痛みが出ている手や指をしばらく休ませ、冷やすことで炎症を抑える。

  • ストレッチとマッサージ
  • 筋肉を柔らかくし、血流を良くするために軽いストレッチやマッサージを行う。

  • サポーターの使用
  • 手首や指を動かさないように固定することで、腱にかかる負担を減らす。

  • 薬物療法
  • 痛みを和らげるために、市販の痛み止めや、医師から処方される薬を使用する。

  • 理学療法や手術
  • 重症の場合は、専門の理学療法士によるリハビリや、外科手術が必要になることもあります。


鍼灸治療とは?どのように効くの?

鍼灸(しんきゅう)とは、鍼(はり)を使って体の特定の場所を刺激することで、痛みを和らげたり体のバランスを整えたりする伝統的な治療法です。

鍼灸治療は、以下のようなメカニズムで腱鞘炎の症状を改善するのに役立つとされています。

  • 神経の調整
  • 鍼を刺すことで神経を刺激し、痛みの信号を和らげる効果があります。

  • 血流の改善
  • 鍼を使って体の血行を良くし、炎症を起こしている部分の治癒を促進します。

  • 筋肉のリラックス効果
  • 鍼灸は筋肉の緊張を和らげる効果があり、腱鞘炎によるこわばりや痛みを軽減します。


鍼灸による腱鞘炎治療の効果

鍼灸治療は腱鞘炎の症状を和らげるのに有効な方法として注目されています。

実際に行われた研究によると、鍼治療を受けた腱鞘炎患者の多くが、治療により痛みの軽減や可動域の改善を感じたと報告しています。

鍼灸の施術は、痛みを和らげるだけでなく、腱の回復を早めるための助けとなります。


【鍼灸治療を受ける際の注意点】

治療の頻度や期間は個人の症状によりますので、専門の鍼灸師に相談してください。

症状が改善されるまでには数週間から数ヶ月かかることがあります。


患者さまの体験談

【30代の女性】

長時間のデスクワークで腱鞘炎になってしまったのですが、鍼灸治療を続けた結果、痛みが大幅に改善し、手の動きもスムーズになりました!


【40代の男性】

趣味でギターを弾くときに、指のばね指に悩んでいましたが、鍼灸治療を受けることで日常的な痛みが軽減されました!


腱鞘炎にお悩みのあなたへ、次のステップ!

腱鞘炎の症状に悩んでいる方にとって、鍼灸治療は有効な選択肢の一つです。

手や指の使いすぎが原因で痛みを感じている方は、ぜひ一度鍼灸治療院 Shimogamoを試してみることをお勧めします。

専門の鍼灸院で相談し、自分に合った治療計画を立ててみませんか?


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当院の鍼灸師は、これまでに35,000件以上の施術実績を持ち、腱鞘炎をはじめとする手首や指の痛みでお悩みの患者様に、個々の症状に合った最適な治療を提供しています。

長年培ってきた経験と実績に基づき、症状の改善を目指す効果的な治療を行っています。

一人ひとりに寄り添った丁寧なカウンセリングとサポート

初回の診察時には、患者様の症状の状態や日常生活での手や指の使い方を詳しくお伺いし、その情報を基に個別の治療計画を提案します。

治療後も、腱鞘炎を悪化させないための生活習慣の改善アドバイスやセルフケアの指導を行い、症状の根本的な解決を目指します。

こうした丁寧なカウンセリングとサポートが、多くの患者様からご好評をいただいています。

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