「朝起きられない」「立ちくらみがする」「学校や仕事に行くのがつらい」——これらの症状に悩んでいる方は、**起立性調節障害の可能性があります。特に思春期の子どもに多いとされますが、大人でも発症することがあります。
この記事では、起立性調節障害の特徴や原因を解説するとともに、鍼灸治療が効果的な理由について詳しく紹介します。
起立性調節障害とは?
起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation, OD)とは、自律神経の乱れにより血圧や脈拍の調整がうまくいかなくなる疾患です。
特に朝の起床が難しく、日中に倦怠感や立ちくらみを感じることが特徴で、子供の場合は不登校、大人の場合は仕事を続けるのが困難になるケースもあります。

*朝起きるのが極端に困難
*立ちくらみ、めまい
*倦怠感、集中力の低下
*頭痛や動悸
*食欲不振や胃腸の不調
*学校や仕事に適応できない
思春期の子どもに多い疾患ですが、大人でもストレスや生活習慣の乱れによって発症することがあります。
起立性調節障害の特徴5選
① 朝起きられないのに、夜は元気

起立性調整障害の最大の特徴の一つが、朝は動けないのに夜は元気になるという事です。
起立性調節障害の人は、朝になると低血圧や血流の悪化で起き上がるのが困難になります。しかし、夕方から夜になると交感神経が優位になり、活動的になることが多いです。
これを『夜型の生活リズムのせい』と誤解されることもありますが、生活習慣の問題だけでなく、身体の自律神経機能の乱れが根本的な原因とされています。
② 立ちくらみやめまいが頻繁に起こる
立ち上がった際に血圧が急激に下がる「起立性低血圧」が原因で、めまいやふらつきが発生します。特に朝の登校・出勤時に症状が出やすいのが特徴です。
通常、人が立ち上がると、重力によって血液が下半身に流れますが、健康な人は自律神経の働きによって瞬時に血圧を調整し、脳への血流を維持します。しかし、起立性調節障害の人はこの調整がうまくいかず、一時的に脳の血流が不足してめまいや立ちくらみが生じるのです。
③ 疲れやすく、集中力が続かない
脳への血流が不足するため、常に倦怠感があり、集中力が続きません。そのため、授業や仕事に支障をきたすことが多くなります。
学校では授業中にぼんやりしてしまったり、仕事では長時間のデスクワークが苦痛になったりすることも。周囲から「怠けている」と誤解されることもありますが、本人にとっては頑張りたくても体がついてこない状態なのです。
④ ストレスや気温の変化で悪化する

起立性調節障害は自律神経の乱れが主な原因のため、精神的ストレスや環境の変化によって悪化することがあります。特に季節の変わり目やプレッシャーのかかる場面では症状が強くなることも。
プレッシャーがかかる場面(試験・仕事の締切など)で症状が悪化したり、気温差の激しい季節(春・秋)に体調を崩しやすく、特に湿度が高い梅雨や、猛暑・寒冷の季節に不調が強くなる自律神経は、ストレスや気温の変化に敏感に反応するため、症状が一定せず、良い日と悪い日が交互にやってくるのも特徴です。
⑤ 一般的な検査では異常が見つかりにくい
病院で検査を受けても、血液検査や心電図には異常が見られないことが多く、原因不明の体調不良と扱われ診断に時間がかかるケースもあります。そのため、「怠けている」「精神的な問題」だと誤解されることも少なくありません。
起立性調節障害の一般的な治療方法
1. 生活習慣の改善(セルフケア)
◾️朝はゆっくり起きる & 太陽の光を浴びる◾️朝、急に起きると血圧が下がりやすいため、布団の中で少しずつ体を動かしながら起きるのがポイント。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、自律神経の働きを整えるのに役立ちます。
◾️ 水分と塩分をしっかり摂る◾️血圧を安定させるために、こまめな水分補給が必須! 塩分(ナトリウム)を適度に摂取すると血圧が上がりやすくなり、めまいを防ぐことができます。
◾️ 軽い運動で血流を改善◾️立ちくらみや倦怠感の軽減にはふくらはぎの筋肉を鍛えるのが重要!スクワット、つま先立ち運動、ウォーキングなどを無理のない範囲で習慣化すると、自律神経の働きが良くなります。
2. 薬物療法(症状が重い場合)
医師の診断のもと、必要に応じて 血圧を安定させる薬、自律神経を調整する薬など薬が処方されることがあります。
薬は対症療法であり、根本治療ではありません。 生活習慣の改善と併用するのが大切です。
3. カウンセリング・心理療法
起立性調節障害はストレスや精神的な負担が症状を悪化させることがあるため、心理的なケアも重要です。
◾️認知行動療法(CBT)◾️「朝起きられない=怠けではない」と正しく理解するストレスに対する考え方をポジティブに変える
◾️リラクゼーション療法◾️ヨガや瞑想で副交感神経を活性化深呼吸法やマッサージでリラックスする
特に子どもの場合、親や学校の理解が大切! 「頑張れ」と無理に言わず、症状を理解し、サポートすることが回復につながります。
4. 食事療法(栄養バランスの改善)
食事によっても自律神経の働きを整えることができます。
・タンパク質をしっかり摂る → 筋肉量を増やし、血流を改善
・ビタミンB群を意識 → 自律神経の働きをサポート
・カリウム&マグネシウム → 神経の安定に役立つ
【おすすめの食べ物】鶏むね肉、卵、大豆製品(タンパク質)• 玄米、豚肉、レバー(ビタミンB群)• バナナ、ナッツ類(カリウム・マグネシウム)
5. 鍼灸治療(自律神経のバランスを整える)
ツボを刺激することで、自律神経のバランスを整えたり、血流改善で倦怠感などを軽減できる効果があります。
鍼灸治療が起立性調節障害に効果的な理由
1. 自律神経のバランスを整える
鍼灸は、ツボを刺激することで交感神経と副交感神経のバランスを整えます。これにより、血圧調整や脈拍の安定が促され、朝の起床がしやすくなります。
2. 血流を改善し、めまいや倦怠感を軽減
起立性調節障害の多くは血流不足が原因です。鍼灸は血行を促進し、脳や全身の血流を改善するため、めまいやふらつきの軽減が期待できます。
3. 副作用がなく、継続しやすい
薬物療法では副作用のリスクがありますが、鍼灸治療は自然なアプローチであり、副作用の心配がほとんどありません。特に、子どもや薬が苦手な人にとって安心できる選択肢です。
4. ストレス軽減と睡眠の質向上
鍼灸のリラックス効果により、ストレスが軽減され、睡眠の質が向上します。 これにより、夜更かしを防ぎ、生活リズムが整いやすくなります。

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起立性調節障害の症状は人それぞれ異なり、原因も多岐にわたります。
当院では、生活環境や食習慣、ストレスの影響などを細かく確認し、身体の状態を見極めた上で施術を実施。
施術だけでなくも生活習慣のアドバイスやセルフケアの方法をお伝えし、長期的な健康サポートをし改善を目指します。

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